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「Otonami」と「Wabunka」

  • 櫻間右陣
  • 6月4日
  • 読了時間: 1分


千代田の富士見町に所在した細川能楽堂は昭和20年3月の東京大空襲で焼失するまで多くの著名人が観能に訪れていました。その一人芥川龍之介は櫻間金太郎(後の弓川)の「角田川」を鑑賞した折の様子を随筆に認めています。

その細川能楽堂の跡地に細川伯爵家拝領の舞台板と松井男爵家拝領の松羽目により建てられた富士見町櫻間會舞台は櫻間一門の研鑽の場として参りましたがその歴史的価値を活かす意味で舞台を利用しOtonamiとWabunkaと云う二つ講座を開講し好評を得ています。講座をきっかけに観能に訪れる方々も多々有ります。

能(5月10日鳩森薪能)終演後の楽屋にてのそんな方々(他)との一コマです。

「Otonami」は日本人向けの講座です。

能の演目の一つを月毎に選び能楽の歴史などの話に加えその仕舞(能の一部を紋付袴姿で演ずる)の実演を致します。


「Wabunka」は訪日外国人向け講座です。

歴史的価値の高い櫻間會所有の古面(江戸時代以前)を中心に能装束等も御鑑賞頂き歴史等の話と仕舞の実演を致します。

 
 
 

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